仕事で電話をとった。
思いがけない人からだった。
呆気にとられて定型文である、
「お疲れ様です」すら出てこず
少しの間を置いて、
「はい。」ということしかできなかった。
そんな自分がちょっとピュアに思えて
なんか笑ってしまった。
最近取り組んでた夢のひとつが叶わず
落ち込んでいた今日。
少しだけの神様からの慰め、
こんな時にはありがたい。
電話をきったあと
電波越しのその人を思い出して
飛び込みたくなってしまった。
弱った時の電話は効く。
1分にも満たない事務的な会話でさえ。
ただし消化不良なのは否めないけど。