タイトルの通り、
夢のような魔法のバレエ舞台
「マシュー・ボーンのシンデレラ」
観劇してまいりました！
※以下、ネタバレ的な内容も含みます。
バレエの「シンデレラ」は
元々わたしのTOP３に入るくらい
好きな演目で、
なにしろプロコフィエフの音楽が
本当に好きで好きで
なのでこの公演を
電車内のCMで知ったときには
行くしかあるまい･･･！と
思っておりました。
休みがちょうど良く重なって
よかった～～
劇場は渋谷ヒカリエの11階
東急シアターオーブです。
久しぶりの高いところで
テンションあがる～～
こちらが本日のキャストさんたち。
お席は2階席の1列目の真ん中あたり。
全体像を見渡すには
なかなか見やすくてよかった。
今回、セットなどもかなり
作りこんであったのでこの席は
結果的にとても良かったかも
この舞台は本当に演出に凝ってて
まず幕開けから引き込まれる。
ライト・映像を駆使した演出や
めくるめくセット転換が
本当に魔法のようでした。
あ、そうそう今回の設定が
1940年の戦時下のロンドン。
義理の母、兄弟姉妹に
女中扱いされるシンデレラ。
父親は身体が不自由で車椅子生活。
童話でいうところの
王子様ポジションなのが
負傷した英国空軍のパイロット
なんですよねえええ
最高です。
制服とか出で立ちすべてが
格好良すぎですね。。
助けを求めてシンデレラの家に
来て、そんな彼を介抱して
二人は恋に落ちるわけですけど
ロンドン大空襲で散り散りに
なってしまうんですねえ。
ストーリー設定も童話と違って
一人の娘と空軍パイロットっていう
よりリアルというか
身近に落とし込んだ役柄で
見ている人も感情移入できたのでは
ないだろうか。
恋愛ドラマ見ているようでした。
1シーンごとがリアルだけど
空想的でもあり美しくもあり
新解釈シンデレラのが
ストーリーに入り込める人
いるかもしれない！
あとどなたかがTwitterで
王子様が一方的に見初めるのではなく
お互いがお互いを求めて
探しあうのがいい、って
書いてらしたんだけど。
本当にその通り！
演出では、空襲の表現がたくさんあって
おもしろかった？です。
当時の映像も流れるし、
爆撃音とか破壊された町並みとか。
薄暗くて荒廃したロンドンが
浮かび上がってました。
サラウンド音響からの
飛行機やサイレンの音なんかは
リアルで少し恐怖 感じたし。
マシュー･ボーンも書いているけど
プロコフィエフの音楽が本当に
自然に馴染んでたんだよな。
驚いた。
まじで仰る通りだよ、マシューさん。
この作品に限らずだけど
プロコフィエフの作品て
どこかダークでロマンチック
といった印象を受ける。
たくさん聴いたわけではないので
わたしの知る限り、ですが。笑
まあなによりこの世界観には
はまり過ぎ。
舞台セットも本当にめくるめく転換で。
天使（魔法使い）が
時間を操作するシーンがあるんだけど
本当に巻き戻しみたいに動くの！
魔法を視覚的に（それだけじゃないけど）
わたしたちに見せてくれる、
マシュー・ボーンはじめとする
演出スタッフ様方、本当にありがとう･･･
あと個人的には雨のロンドンの
地下鉄の駅のセットとか好きでした◎
ダンサーさんたちの細かい演出も
おもしろくてコミカルな動きが
たくさんあって楽しかった。
結構それぞれが色々動いてて
追いきれないところはあったけど
飽きることなく、
そして感情表現がびしびし伝わる、
すばらしい演技でした。惚れ惚れする。。
カーテンコールまで
めちゃくちゃ踊ってくれる、
かなり楽しいカーテンコールだった。
1曲目が終わってみんなが揃うと
写真撮影が許可されます。笑
まあでも2階からではこれが限界･･･
最後の最後まで
ストーリー展開や演出に
はっとさせられ、
多幸感に満ち溢れたラストでした。。
（再会のシーンもなかなか
おもしろかった。笑）
しあわせな気持ちになったー！
観にいけて本当によかった。
こういうところこそ本当に
お金をかけるべきだと
最近思っています。
びしびし刺激され、
影響されたので
今も「シンデレラ」の楽曲を
聴きながらこのブログを書いております。
さ！わたしもやるぞ～～
