Blink.

こんにちは、はじめまして。

症状出現から診察に至るまで

ナルコレプシー(以下、ナルコ)とは 

日中強い眠気に襲われて

抑えられずに寝てしまう、

が主な症状の睡眠障害です。

 

脳の覚醒に作用する神経物質が

関係してるとか、なんだとか。。

(詳しいことはWikiへ 笑)

ナルコレプシー - Wikipedia

 

 

わたしが検査して診断を受けたのは

約2年前なのですが、

ずーっと前から症状はあった。

 

症状は人によって差が大きく、

(幸いわたしは比較的軽度)

 それゆえに今まで見逃してきた、

または現在進行形で見逃している人が

たくさんいると思います。

 

 

 

ざっくりとした経過(学生時代)

初めて症状が出たのが中学三年生のとき。

授業でたまに居眠りをするようになった。

 

高校に入るとエスカレート。

通学の電車、朝のホームルーム、授業中、

授業間の休み時間、昼休み

ほぼ全て寝るようになってしまった。

 

当時も自分の睡眠の異常さには気づいており

周りに相談するも精神論や生活習慣で

片付けられることが多く、

確かに夜更かしもしていたし

自分なりに「自己管理」の問題と思ってた。

 

自発的に何かをするときは

結構起きていられたし、

眠くなるのは座って勉強とか

座って誰かの話を聞くとか

落ち着いてじっとしていなきゃ、

みたいなとき。

 

だからなおさら「気の緩み」の

問題と思い込んでいた。

 

テレビで見たことあるような、

会話中や作業中に気を失うように

倒れて眠ることは一切なかった。

 

また、ナルコの他症状である、

  • カタプレキシー(情動脱力発作)
  • 金縛り

などは経験したことがなかった!

 

ああ、わたしはナルコじゃないなと

自己判断しておったのでした。

(のちに金縛りには1回あうが 笑)

 

でもやっぱり高校・大学の時代は

特にひどくて

すべての大学入試で寝たのは

我ながら武勇伝です。笑

センター試験も、第一志望私立でさえも。

 

大学で所属してたサークルは聖歌隊

入学式などの式典で歌うので、

大勢の学生や保護者を前にして

ホールの壇上の端に座るんですけど

そこでも寝た。笑

 

駅のホームで電車待ちしながら

立って寝たこともあった。

(すごくキケン!)

 

いま思い返せば

早い段階で検査・治療していれば

もっと真面目に授業受けたり

入試で寝ることもなく

今よりお勉強できたかしら、と思うと

少しだけ後悔がよぎります。

 
 

 社会人生活へ突入

そんなこんなで時は流れ

大学を卒業し、専門を経て

社会人になりました。

 

そこで初めて

今までは自分の問題で

済んでいたことが

済まなくなってくるのです。。

 

わたしの業務内容は実質、

窓口業務とデスク業務半々くらい。

どうしても眠気は襲ってくる。

(特にパソコンを前にすると)

 

ひどいときは窓口にいても。。

来客者に起こされることもあった(涙)

 

月初めはこの職種の繁忙時期?なので

パソコンや書類に向かう時間も長くなり

眠くなってはトイレで仮眠を繰り返す。

 

気付いたら寝落ち、は日常茶飯事。

でも周りの先輩たちはとても優しくて

寝る度、笑っていじってくれて

終わるけど

逆にその優しさが申し訳なく

罪悪感にまみれた社会人1年目。

 

そのときわたしは決意したのです。

周りの優しさに甘えちゃいけないな。

己の問題は己で対処法を考えねば。

お金をもらって働いている人間が、

就業時間をこんな風に過ごして

いいわけないだろ、、、と。

 

先輩たちはこんなわたしに

本当によくしてくれているので

ありがたいやら申し訳ないやらで。。

 

自分で対処できるならしたい!

と思ったんですよね。

 

仕事の面でもしっかりして

先輩たちのサポート等で

恩返しがしたかったし。

 

あともうひとつの大きな問題は

通勤手段が車だったこと。

朝の通勤時、眠気がつらいとき

近くに駐車して仮眠、

なんてこともあったもので。

 

事故を起こして人様を傷つけたら

取り返しのつかないことになる、

と切に!思ったからです。

 

 

そうしてやっと社会人2年目の秋。

 

県内の睡眠外来を調べ、

(睡眠の専門科を標榜してるとこって

 残念ながらとても少ないのです)

診察の予約を取りました。

 

 つづく!