最近どこでもやたらに
「平成最後」という言葉を使うから
辟易としていたところだけど
でもやっぱりなんか
この今の「平成最後」の春は
特別な感じがします。
４月も半ばだというのに
わたしの住んでる街では
桜がまだ咲いている。
雪の残った山を背景に
7割くらい花が残っている。
時間が止まっているみたい。素敵。
いつも春は
慌ただしく過ぎてしまうから。
その慌ただしさに紛れて
いつも何かしらの気持ちを
置き去りにしてきてしまったような
そんな気がしてしまう。
暖かさからほぼ暑さに変化して
ふと思い返すと春はなんだか寂しいんだ。
春は生き物が蠢きだす季節だし
周りが何もかもざわざわしている。
気持ちもそわそわしてる。
それを消化する暇もないほど
春はいつもあっという間だもんねえ。
ちょっと待ってよ〜っていつも思う。
今年はそんなそわそわも
この季節特有の「儚さ」みたいなものも
ゆっくりゆっくり味わっているようで
例年とは違う気持ち。
とってもいい。
たまにはこんな春もいい。
もうすぐ「平成最後」の春が
「令和最初」の春になりますね。
いや、初夏か？
今年の春はすごく贅沢なものを
味わっている気分で
思わず文に残したくなりました。
あ〜やっぱり春はすきだなあ。
